「自分のもの」をほとんど持っていない子ども達。
これまで教室に通う通学カバンも、私たちが教材を配布した際のビニール袋や紙袋などでした。
そんな子ども達ひとりひとりに、自分のための通学カバンを配布しました。
このカバンは、日本のボランティアの方が、ひとつひとつ丁寧に手作りで作っていただいたものです。
今まで見たことのない和的な柄に、初めは目を丸くする子ども達でしたが、友だち同士で広げたり開いたり覗いたりたりと、中身を入れる前にカバン一つでずいぶんと遊んでいました。
勉強道具だけでなく、これからどんどん、子ども達のきぼうでふくらんだカバンになっていくことを願います。